企業情報

山陽工業株式会社

先輩の一日

建設業
土木部
海老野 秀典(エビノ ヒデノリ) 32歳

国道2号福山道路の高架橋橋梁下部工事に監理技術者として従事し、現場管理を行っております。現場管理とは、工事を円滑に計画通りに進めるための「工程管理」、より高品質の構造物を製作するための「品質管理」、災害・事故等なく現場を進めるための「安全管理」と様々な項目が存在します。私の業務は、上記の管理を適切に行うことです。そのため、所長及び下請負人や地域住民との調整作業を積極的に行う必要があります。仕事内容が多岐に渡るため大変ですが、完成時の達成感を求めて日々業務に取り組んでいます。

先輩:海老野秀典さんの一日

7:00 出勤・メール確認 始業の1時間くらい前には、事務所へ出勤します。現在は、宿舎より車で通勤しています。出勤後先ずは、今日の作業内容の確認とそれに応じた準備を行います。
7:45 朝礼 下請負人と当社社員全員でラジオ体操を行います。その後、各業者毎に今日の作業内容と安全・危険のポイントを確認し危険への対策等の周知・指示を行います。
8:00 現場管理 作業に先立ち、下請負人と作業の内容・流れを確認します。
そして作業指示を行った後、自らの業務に当たります。
この日の作業は、3次元起工測量というものです。
3Dスキャナーを使用して、現況の地形を測ります。
事前の計画と現地の状況を見つつ、都度スキャナーを据え直し、取り残しがないよう地形を測っていきます。
12:00 昼休憩 昼食は現場作業所で取ります。昼からも現場で身体を動かすため、しっかりと休憩をとります。
13:00 現場管理 午後からも引き続き3次元起工測量を行っていきます。当現場は、非常に高低差があるため、1回のスキャンで測れる範囲が狭くなります。したがって昼を跨いで17:00までこの日は測量作業が続いています。
17:00 データ処理・書類整理 この日に測定した3次元の点群データを専用のソフトを使用して処理します。
処理した点群とあらかじめ作成した3次元設計図を組み合わせることで3次元設計データを作成します。
18:00 帰宅 書類整理・データ整理を終え、帰宅します。
検査前など忙しくなる日は左記の時間より遅くなることもありますが、基本的に残業が最小限で済むように努力しています。

就活生へのメッセージ

就活は「とことん自分と向き合い努力する」最大の好機でもあります。
だからこそ「あの時自分はこれだけやったんだ。出来たんだ。」と言い切れる程にとことん努力してみましょう。
今後社会に出て辛いときや自身の選択を悔みそうになったときに、ここでの経験が貴方の支えになると思います。